あがり症

あがり症によるED(勃起不全)とは?

1. あがり症によるED(勃起不全)とは?

本来セックスは、男女のパートナーお互いが喜びと気持ちよさを感じ、愛情を分かち合うことができる親密なスキンシップですが、男性がセックスへの不安を感じているとすれば、楽しいはずのセックスを楽しむことが出来なかったり、ストレスを感じてしまったりします。

お互いがありのままをさらけだし、そのままの自分が受け入れられていることを知っていれば、リラックスすることができますが、初めての相手だったり、とても好きな相手だからこそ余計緊張してしまうなどすると、うまく愛情表現ができなかったり、せっかくのいい雰囲気が台無しになってしまったりなど、男としてのプライドも傷ついてしまいがちです。

マスターベーション(オナニー)では正常な勃起を得ることができる場合や、安心できるパートナーとのセックスだと勃起を得ることができるとすれば、あがり症によるEDの可能性も高いと言えるでしょう。

性生活において再び喜びを取り戻したい場合は、セックスへのあがり症がなぜ起こっているのかを学び、安心して行為を行えるようにするためのヒントを得てみてください。

セックスをうまく行うことができるかどうかの期待や心配は、すべての年齢の男性がある時点で経験することがある感情であり、セックスへの不安のせいで勃起不全をたまに経験することは一般的です。
セックスへのストレスはあがり症につながる可能性があり、これは勃起不全(ED)につながる可能性もあります。

セックスは単なる肉体的な身体反応以上のもので、わたしたちの感情とも深い関わっています。心がセックスを行うためにあまりにも緊張すると、体は逆に興奮することができません。勃起を得るためはリラックスしている事が重要になります。なぜなら、勃起はリラックスしている時に優位になる副交感神経が優位な時に得ることができるからです。

セックスへのあがり症を患っている人が心配していることには以下のようなものがあります。

・パートナーを性的に満足させることができないのではないか
・自分の体に自信がない
・性器が小さすぎるのではないか
・あまりにも早く射精してしまうか
・遅漏になってしまうのではないか
・オーガスムに達することができないのでは
・セックスを楽しむことができないのでは

わたしたちの心のコンディションは、性的に興奮する能力に大きな影響を与えます。性的に魅力的だと感じている女性と一緒にせっかくセックスをすることができるチャンスを掴んだとしても男性がパートナーを喜ばせることができるかどうか心配しているとすれば、勃起を得ることが出来ないことにつながることもあります。

これらの恐れと不安は、身体にアドレナリンやノルアドレナリンというストレスホルモンが放出させます。
アドレナリンは血管や筋肉など、主に身体へのネガティブな作用をもたらし、ノルアドレナリンは主に精神にネガティブな作用をもたらすストレスホルモンです。

ストレスホルモンが放出されると交感神経が優位になり、血管を狭める作用をもたらします。血管が狭まり、陰茎に流れる血液量が少なくなると、当然、勃起も起こりにくくなります。通常、性的な興奮を感じてから勃起を得るのに苦労しない人でも、心配していたり、緊張していると勃起を得ることができないことがあります。

セックスへのあがり症を患っている女性は男性よりも少ないですが、女性にもセックスへのあがり症は発症する可能性があります。不安を感じると女性は性行為を行うために十分な性器の潤いが不足してしまうことがあり、セックスをしたい肉体的欲求が少なくなることがあります。

男性がセックスを上手く行うことかどうかに心配しているときは、ベッドで何をしているかにあまり集中することはできず、興奮することはできても、気が散ってしまうのでオーガズムに達することができなかったり、早漏になってしまうこともあります。

男性がセックスにおいて性的な期待や欲求が満たされないと、セックス自体が価値のないものだと感じたり、セックスで性的な喜びや楽しみを感じること自体が不可能であると感じることになってしまう悪循環になってしまいがちです。男性が自分が不十分であると感じ、自尊心が低いと、これらのネガティブな感情は、ED(勃起不全)などの身体的症状に表れることがあります。

2. セックスへあがり症の原因

1) 心理的な原因

セックスへあがり症は、通常、性行為中の自分の能力についてのネガティブな考えによって引き起こされます。これには、自分の性的能力が不十分であると感じたり、パートナーを喜ばせることができないなどという不安が含まれます。

これらの感情は、自分の身体へのネガティブなイメージ、ペニスの大きさ、または男らしさや男性の役割に関する自らの認識によって影響を与える可能性があります。

また、自分自身と自分の人生についてより一般的な否定的な考えもまた、セックスへあがり症の原因になる可能性があります。

職場、家族、またはお金へのストレスは、男性の精神状態に影響を及ぼし、セックスへあがり症につながることがあります。

2)ED(勃起不全)の原因

ED(勃起不全)を患い始めると、セックスを行うことに不安を感じる傾向があります。

EDになる原因は以下のようなものがあります。

・喫煙
・薬物乱用
・飲酒
・神経系の異常
・ホルモンの異常
・血液の循環の異常

EDの原因は一概には一つとは言えず、身体と精神・心理の一連の複雑な要因によって引き起こされる症状です。

セックスへあがり症に加えて、EDにつながる可能性のある他の原因には以下のようなものがあります。

・うつ病
・ストレス
・低いテストステロンのレベル
・腎障害
・糖尿病による神経損傷
・怪我
・骨盤の疾患
・手術の後遺症

いくつかの薬物療法はEDの原因となることがあります。
特に体内のホルモン、神経、または循環を変化させる薬物はEDを引き起こすことがあります。

・抗うつ薬
・抗炎症薬
・高血圧薬
・不静脈治療薬
・ホルモン療法
・抗がん剤治療
・前立腺治療薬

3. セックスへあがり症の克服方法

1) 医師に相談したり、ED治療薬を服用する

セックスへあがり症がある場合は、一人で悩まず、医師や専門家に相談してください。医師はまずは問診を行い、健康状態や服用中の他の薬物がEDの原因でないことを確認するためにいくつかの検査を行うでしょう。

セックスへあがり症へED治療薬を服用して治療する方法は、身体的原因や心理的な原因でのEDへの治療に役立ちます。医学的な身体疾患の症状が原因ではない場合、通常医師はED治療薬の服用を試してみることを提案するでしょう。

ED治療薬を服用し、性的刺激を受けると、身体的に勃起を数段得やすくなります。このことで、自分の性的能力に自信が持てるようになり、あがり症を克服することができるきっかけとすることもできます。

2)カウンセリングを受ける

セラピストとあがり症について話すことは、あがり症を克服することに繋がります。性的な問題の治療経験があるカウンセラーまたはセラピストを探し、相談することができると尚良いでしょう。心理療法は、セックスへの不安を引き起こしている元となっている問題と原因を自らが理解し、あがり症を軽減したり、克服するために役立ちます。早漏を心配している場合は、射精のタイミングをよりコントロールすることができるようにいくつかのテクニックを試すことができます。

3)パートナーに相談する

パートナーに心を開いて話し合ってみることも、あがり症を克服することに繋がるでしょう。自身の不安についてパートナーと話すことは、一人で悩んでいる重荷を降ろし、心配を緩和するために役立ちます。一緒に解決策を探し出すために到達しようとすると、仲がより深まることができ、性的関係性の面でも改善されていくでしょう。

セックスがうまく行かない時は、無理してセックスを行おうとせず、他の方法で親密になる方法を試してみましょう。女性は男性が思っているほどセックスへの欲望は多くはないので、彼女が好きなことをしてあげたり、食事に連れて行ってあげたり、パートナーに官能的なマッサージを与えたり、温かい風呂に一緒につかってみたり、お互いにマスターベーションを行うことでお互いを喜ばせることができます。親密になるためには、必ず性行為を行わなくてはならないようなプレッシャーを感じる必要はありません。

4)運動をして体を鍛える

運動をして体を鍛えることは、気分良くするだけでなく、ベッドの上でのスタミナも向上させます。運動を定期的に行うことは健康全般にプラスに働くほか、エネルギーのレベルがアップさせるので男性としての魅力も高くなるでしょう。

5)気分を良くする雰囲気を作る

性行為を行う時に、不安を感じにくいようにロマンチックな音楽をかけたり、性的に興奮する映画などを見ても良いでしょう。心配を紛らわすことができる自分の方法を探し出してみて、試してみることをおすすめします。

リラックスし、自分自身のセックスへのイメージをポジティブに保つことができるように努力しましょう。ネガティブな考えやイメージが起こりそうになったら、満足な性行為を行っているイメージをしっかりと持って、自分を信じて落ち着いて行為をしてみてください。相手への気持ちを感じ、愛情と暖かさを相手に伝える気持ちでセックスをすると、気持ちが相手にきっと伝わることでしょう。

4. まとめ

あがり症によるEDはポジティブな心を持ち、前向きに解決に向けて動き出すと改善することができる症状です。一人で悩まずに医師に相談したり、ED治療薬を服用したり、日頃から運動をして身体と精神を鍛えるなどすると、少しずつ自分に自信が持てるようになり、あがり症を克服することができるようになるでしょう。